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  • 障害受容からの自由**CBR/田島明子・岩井阿礼・まさきゆみこ・渡 喜美代・芹生 明・渡邊芳之・村上靖彦・山谷秀昭・中西英一・川口/9784908083075**

障害受容からの自由**CBR/田島明子・岩井阿礼・まさきゆみこ・渡 喜美代・芹生 明・渡邊芳之・村上靖彦・山谷秀昭・中西英一・川口/9784908083075**

販売価格
1,980円(税込み)
あなたのあるがままに
編著
田島明子・岩井阿礼・まさきゆみこ・渡 喜美代・芹生 明・渡邊芳之・村上靖彦・山谷秀昭・中西英一・川口
出版社
CBR
分野
 
リハビリテーション技術

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書籍版 販売期間
2015/10/01~
JANコード
9784908083075
商品コード
9784908083075
発行 2015年10月
ISBN 978-4-908083-07-5
行間から命懸けで生きている「当事者」たちの生身の声や共感が聞こえてくるような本です。
「障害受容」というテーマは従来リハビリテーションの研究者、医師、セラピスト、看護職、その他医療専門家の間で、リハビリテーションにおける究極の過程であり、「受容することで」当事者に価値の転換を促し、積極的にリハ訓練に取り組む契機となる、リハにおけるいわば目標として位置付けられてきました。しかし「障害」はひとり当事者のみの問題ではなく、家族、支援者(治療者を含む)さらには文化や宗教にも関わる多元的な問題であり、「受容」という課題は、それぞれの立場により大きく異なる複雑で輻輳的なものです。また専門家の用いる「障害受容」については当事者への「受容」の押し付け、圧力にもなりかねないことから、近年、特に専門家の用いる「障害受容」の言葉の使用法に対しての批判も少なからず提起されるようになってきています。
このような状況のなかで、「障害受容について/から考える研究会」を立ちあげ、本テーマにつき3年間、14回にわたって議論を重ねてきた、主としてリハ専門職の人たちが、当事者、家族、支援者の参加を得て、ともに生身で語りあった記録をもとに書籍化したものです。「障害受容」の意味を考える中で「障害を生きること」の肯定こそが重要ではないかという結語に至った人たちによって編まれています。
どれもこれも深い内省に富んだ文章がならんでいますが、とりわけ感動するのは当事者や家族の方たちの命懸けで生きている、声や支援者の共感の声が聞こえてくるような文章が随所に散りばめられていることです。