ブラッシュアップ多発性骨髄腫**中外医学社/木崎昌弘/9784498125964**

販売価格
5,280円(税込み)
編著
木崎昌弘
出版社
中外医学社
分野
 
血液

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書籍版 販売期間
2015/10/15~
JANコード
9784498125964
商品コード
9784498125964
発行 2015年10月
ISBN 978-4-498-12596-4
多発性骨髄腫に関わる最新の知見や臨床試験の結果をフォローし,また基礎および臨床両面の重要事項の整理をおこない,読者の知識のbrush upを目指した.

目次1 病態 1-1 多発性骨髄腫の発症と進展のメカニズム〈坂井 晃〉 B細胞分化とMMの起源 MMの病勢の進展 1-2 骨髄腫幹細胞〈島 隆宏 宮本敏浩〉 骨髄腫幹細胞 Clonotypic B cells Clonotypic non―B cell plasma cells Side population 造血幹細胞・造血前駆細胞 1-3 骨髄腫細胞のシグナル伝達経路と増殖機構〈菊池次郎 古川雄祐〉 骨髄微小環境との相互作用を介したシグナル伝達経路 NF―κBの活性化による細胞死の抑制 骨髄腫細胞の接着耐性獲得時のシグナル伝達経路 1-4 多発性骨髄腫における染色体・遺伝子異常〈半田 寛〉 B細胞分化と骨髄腫細胞 MMの染色体異常 マイクロアレイによる網羅的遺伝子発現解析 次世代シークエンサーとクローン進化 1-5 多発性骨髄腫における骨病変の発症機構〈安倍正博〉 骨吸収促進因子 骨形成抑制因子 1-6 多発性骨髄腫における腎障害の発症機序〈八木秀男〉 免疫グロブリンによる腎障害 免疫グロブリン以外による腎障害2 診断 2-1 多発性骨髄腫の診断と病期分類〈伊藤薫樹〉 MMの診断 MMおよびSMMの診断基準 MGUSおよび類縁疾患の診断基準 MMの病期分類 2-2 微小残存病変測定と奏効の意義〈?松博幸〉 微小残存病変(MRD)検出法 MRD検出法とそれを用いた臨床研究 2-3 多発性骨髄腫における画像診断〈伊豆津宏二〉 骨髄腫における画像診断の役割 各画像検査の特徴3 治療 3-1 多発性骨髄腫に対する治療目標〈木崎昌弘〉 MMの治療目標 MMの治療成績を向上させるために 3-2 治療効果判定基準〈柴山浩彦〉 EBMT/IBMTRの治療効果判定基準 血清フリーライトチェーンの利用 IMWGの治療効果判定基準 新たに加わった治療効果判定基準 3-3 MGUS/くすぶり型骨髄腫へのアプローチ〈高松 泰〉 診断基準 形質細胞腫瘍および類縁疾患への進行 形質細胞腫瘍および類縁疾患へ進行するリスク因子 治療 3-4 初発移植適応多発性骨髄腫の治療〈丸山 大〉 治療 新規薬剤の導入によって自家移植を回避できるか 3-5 初発高齢者・移植非適応多発性骨髄腫の治療〈成田朋子 飯田真介〉 MPT療法:MP+サリドマイド療法 MPB療法:MP+ボルテゾミブ療法 MPL療法:MP+レナリドミド療法 Ld療法:レナリドミド+少量デキサメタゾン療法 通常化学療法(新規薬剤を用いないレジメン) 3-6 再発・難治多発性骨髄腫の治療〈照井康仁〉 再発の定義 再発難治性骨髄腫の治療選択 承認されている骨髄腫治療薬 殺細胞薬 サルベージ治療としてのHDT―SCT 再発時の治療選択に影響する因子 3-7 多発性骨髄腫における地固め・維持療法〈得平道英 木崎昌弘〉 移植適応症例 移植非適応症例 これからの地固め・維持療法の展望 3-8 自家末梢血幹細胞移植の実際と課題〈中世古知昭〉 3-9 多発性骨髄腫に対する同種造血幹細胞移植〈田坂大象〉 3-10 多発性骨髄腫に対するRisk―adapted strategyの 3-11 形質細胞白血病の治療〈入内島裕乃 村上博和〉 3-12 合併症への対策〈田村秀人〉 3-13 多発性骨髄腫に対する放射線治療〈?橋健夫〉 3-14 多発性骨髄腫に対する新規薬剤による治療〈黒田純也 水谷信介〉 3-15 多発性骨髄腫に対する抗体療法〈石田禎夫〉4 類縁疾患:病態,診断,治療 4-1 原発性マクログロブリン血症〈渡部玲子〉 4-2 原発性アミロイドーシス〈淵田真一 島崎千尋〉 4-3 POEMS症候群〈畑 裕之〉 4-4 Castleman病〈中村裕一〉索引