がん看護の日常にある倫理**医学書院/【監修】一般社団法人日本がん看護学会/【編集】/近藤まゆみ(北里大学病院看護部、がん看護専門看護師/9784260024808**

販売価格
3,300円(税込み)
シリーズ≪がん看護実践ガイド≫看護師が見逃さなかった13事例
編著
【監修】一般社団法人日本がん看護学会/【編集】/近藤まゆみ(北里大学病院看護部、がん看護専門看護師
出版社
医学書院
分野
 
がん看護・疼痛管理・ターミナルケア

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書籍版 販売期間
2016/02/10~
JANコード
9784260024808
商品コード
9784260024808
発行 2016年2月
ISBN 978-4-260-02480-8
日々の“もやもや”に気づくことが倫理的実践の第一歩
がん看護の現場にはさまざまな倫理的問題がひそんでいる。しかし、そこに問題があることに気づかなければ、日々のケアに流されてしまい、後に複雑化して直面することにもなりかねない。本書では、安全の確保、治療法や療養の場の意思決定、価値観の共有といった、がん看護で多くみられる場面を事例として取り上げた。看護師が抱く“もやもや”に隠れた倫理的問題を分析する思考と、解決へ向けた看護師の実践について解説する。

【目次】
第1章 総論 がん看護の日常と倫理
1. 看護師に求められている役割とは
2. 自律して患者と向き合うとは
3.がん看護と看護倫理
4. 対象である患者の力を捉える視点 がんサバイバーシップとセルフアドボカシー
第2章 事例とともに考えるがん看護の日常にある倫理
1.[事例へのイントロダクション] 日常の場面にある倫理
2. 管理上の安全と患者の自立
3. 病状変化による個室移動に対する患者の拒否
4. 患者の自己管理の限界をどう捉えるか
5. 多忙な現場業務と患者の希望
6. 患者の意向を踏まえた治療の選択
7. 迅速に導入が必要な治療における意思決定
8. 自分の病気を知るのが怖い患者への支援
9. 家族の意向と医療者の意見の相違
10. 意思決定能力のみきわめと代理意思決定
11.患者と家族の意見の相違
12.退院を進めなければいけないジレンマ
13.医療チームの中での意見の違い
14.受け持ち看護師と看護師チームの思いの相違