麻酔科医・集中治療医のための脳波解析と電気生理学的モニタリング**克誠堂出版/松本美志也/9784771904682**

販売価格
7,480円(税込み)
編著
松本美志也
出版社
克誠堂出版
分野
 
麻酔科学・ペインクリニック

数量

販売期間
2016/05/24~
商品コード
9784771904682
ISBN 978-4-7719-0468-2
サイズ:B5 / 224p

若手の麻酔科医・集中治療医に脳波モニターの全体像を把握してもらうことを目的に企画した。また、利便性を考え、各種誘発電位も加え、脳波の本質に迫る内容となっている。

I 脳波の基礎脳波とは 脳波とは 脳波の歴史 脳波を生じる機構 正常脳波の分類 意識の形成機構 意識レベル 脳波と意識の関係:脳波で意識を測れるか?正常脳波と異常脳波 はじめに 年齢による変化 睡眠による脳波の変化 主な異常脳波 脳波の賦活 アーチファクト電気生理学的モニタリングの実際 はじめに 主な術中モニタリングの種類 術中モニタリングの事例 ポータブル検査 まとめ 知っておきたいミニ知識II 手術中の脳波モニタリング麻酔と脳波 麻酔と脳波 脳波に関する基礎知識 睡眠と脳波 麻酔薬の種類,濃度と脳波変化 脳波パラメータに関して 侵害刺激,オピオイドと脳波 体温と脳波 過換気や低換気と脳波 脳虚血と脳波 発達や加齢と脳波 脳障害と脳波 まとめ術中覚醒と脳波解析モニタリング 術中覚醒とは? なぜAAGAが生じるのか? 術中覚醒の疫学とリスク 術中覚醒による心的外傷後ストレス障害 (post-traumatic stress disorder:PTSD) 術中覚醒を防ぐための脳波モニタリングの意義 The Balanced Anaesthesia Study 術中覚醒の防止方法 まとめ:現状での術中覚醒防止方法BISモニター BISモニター BISモニターから得られる情報 脳波モニターの手術室外への応用と欠点 ICUにおけるBIS値と筋電活動(EMG)の関係 ICU環境で脳波信号にノイズが混入しやすい理由 看護師から見たBISモニタリング BISモニタリングと主観的鎮静度評価法の併用 ICUにおいてBISモニタリングが有用な場面聴性誘発電位モニター はじめに 聴性誘発電位モニターの歴史 聴性誘発電位の基礎知識 測定原理 正常波形 麻酔深度指標としての評価 意識障害患者の予後予測エントロピー脳波モニター はじめに 脳波とエントロピー 麻酔と脳波エントロピー エントロピー脳波モニターの構成 エントロピーの計算 2つのパラメータ:REとSE 鎮静とエントロピー 侵害刺激とエントロピー エントロピーとBISの比較 エントロピーモニターの利点 エントロピーモニターの注意点 まとめIII 各種手術での脳波モニタリングてんかん外科手術での脳波モニタリング はじめに 麻酔薬が脳波に及ぼす影響 てんかん外科手術の麻酔の実際 おわりに脳外科手術での電気生理学的モニタリング 運動誘発電位(motor evoked potentials:MEP) 体性感覚誘発電位(somatosensory evoked potential:SEP) 視覚誘発電位(visual evoked potential:VEP) 聴性脳幹反応(auditory brainstem response:ABR) 異常筋反応(abnormal muscle response:AMR)大血管手術での脊髄電気生理学的モニタリング はじめに 脊髄循環 TAA・TAAA手術と脊髄障害 TAA・TAAA手術で使用される脊髄電気生理学的モニター MEP 脊髄電気生理学的モニターと麻酔薬 人工心肺や手術の脊髄電気生理学的モニターへの影響 TAA・TAAA手術での脊髄電気生理学的モニターと脊髄障害 MEPを指標とした脊髄虚血への対策 TAA・TAAA手術での脊髄電気生理学的モニターの今後:検出率を上げるために まとめ脊椎・脊髄手術での脊髄電気生理学的モニタリング はじめに モニタリングの適用 麻酔方法 測定方法 対処法 まとめIV 心拍再開後脳障害の神経電気生理学的検査自己心拍再開後の予後評価における神経電気生理学的検査の有用性 はじめに 神経学的転帰不良の評価 神経電気生理学的検査の有用性に影響する因子 TTMが施行された患者の予後評価における神経電気生理学的検査 TTMを施行していない患者の予後評価における神経電気生理学的検査 成人ROSC後の転帰不良の判断プロセス