抗凝固療法の神話と真実**南江堂/石川利之/9784524255153**

販売価格
3,300円(税込み)
編著
石川利之
出版社
南江堂
分野
 
薬物療法

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書籍版 販売期間
2016/07/20~
JANコード
9784524255153
商品コード
9784524255153
ISBN 978-4-524-25515-3
サイズ:A5 / 164p

心房細動診療に長年携わってきた著者が,一般内科医が抱きがちな思い込み(神話)に対する“真実”を科学的視点から解説.「DOACはモニタリングできないから使いにくい」「ワルファリンはビタミンKで中和できるからDOACより安全」などの“神話”を取り上げた.より正確な根拠をもってワルファリンとDOACを使い分けるための知識が身につき,読んですぐに実践できる.

【主要目次】プロローグ第I章 神話と真実を巡る旅-出発前の準備 1.心房細動と心原性脳梗塞 2.抗凝固療法のリスク・ベネフィット-治療には常に両面がある 3.CHADS2スコア0,1点に対する抗凝固療法の重要性 4.抗凝固療法と抗血小板療法の併用-併用がいかに危険か第II章 ワルファリン神話の時代 1.凝固系とワルファリン治療-ワルファリンについて知っておくべきこと 2.DOAC出現前-ワルファリンしかないとどうなるか 3.腎機能低下例における抗凝固療法-ワルファリン療法の危険性 A.クレアチニン・クリアランスの意味と問題点 4.出血した場合の対応と中和-ワルファリンのビタミンKによる中和に関する誤解 5.手術時の対応-ワルファリン服用患者は大変 6.ワルファリンにまつわる数多の神話-ワルファリンを適切に使うには第III章 DOACの出現-新たな抗凝固療法の幕開け 1.DOACの総論-臨床試験の結果をどう読むか 2.DOACで頭蓋内出血が少ない理由-DOACで頭蓋内出血が少ない訳ではなく,あくまでもワルファリンとの比較 3.なぜDOACにモニタリングが不要なのか-現状ではDOACのモニタリングは有害無益 4.DOACの各論 5.抗凝固薬の費用対効果 6.ダビガトランのブルーレターの解釈と予防治療の認識-事故を完全に防ぐことはできない第IV章 旅の終わりに 1.それでもワルファリンはなくならない-DOACだけでは対応できない場合 2.結論,単純にいえばエピローグ索引