姿勢から介入する摂食嚥下**メジカルビュー社/【監修】森若 文雄/【編集】内田 学/9784758319041**

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4,950円(税込み)
編著
【監修】森若 文雄/【編集】内田 学
出版社
メジカルビュー社
分野
 
リハビリテーション技術

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販売期間
2017/08/23~
商品コード
9784758319041
ISBN 978-4-7583-1904-1
サイズ:B5 / 224p

脳卒中患者の嚥下障害に対するリハビリテーションについて,『脳卒中治療ガイドライン2015』ではグレードA「十分なリスク管理のもとにできるだけ発症早期から積極的なリハビリテーションを行う事が強く勧められる」としている。しかし,多く目にする介入は咽頭・喉頭から口腔までの限局的な介入が殆どで,口腔ケアや嚥下筋に対する筋力増強,対症療法などが中心ではないだろうか。
本書は,脳卒中患者に出現する嚥下障害について姿勢調節異常という観点から解説し,摂食行為における評価と介入の具体例について紹介する。言語聴覚士としての介入方法は勿論のこと,理学療法士や作業療法士が関与する必要のある「姿勢と摂食嚥下」の視点について多く紹介する。
咽頭や喉頭は身体の最上部に位置する運動器官であり,抗重力位の中では骨盤帯や体幹の位置に影響される。嚥下機能を運動機能の一部と捉え,より良い運動機能の発揮を目指すことで,嚥下障害の改善をめざすものである。

【目次】
1章 脳卒中患者における誤嚥の現状
2章 脳卒中患者における低栄養の現状
3章 脳卒中患者に生じる摂食嚥下障害
4章 脳卒中患者の嚥下障害の評価
5章 STの視点からみた嚥下練習
6章 姿勢と嚥下の関係
7章 脳卒中患者の姿勢調節障害
8章 脳卒中患者に対する姿勢調節と嚥下練習の意義
9章 姿勢を意識した嚥下練習の実際
10章 脳卒中患者に対するシーティング
11章 食事環境が引き起こす嚥下の問題点
12章 食事動作が引き起こす嚥下の問題点
13章 食事場面における作業療法の実際
14章 脳卒中患者における呼吸機能と嚥下の関係性
15章 チームで介入する,脳卒中患者に対する摂食嚥下リハビリテーション