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Hospitalist 2018年4号 心不全**MEDSi/【責任編集】平岡栄治(東京ベイ・浦安市川医療センター 総合内科)/ 上月周(大阪府済生会中津病院)/9784895929561**

販売価格
5,060円(税込み)
ホスピタリスト Vol.6 No.4
編著
【責任編集】平岡栄治(東京ベイ・浦安市川医療センター 総合内科)/ 上月周(大阪府済生会中津病院)
出版社
メディカルサイエンスインターナショナル
分野
 
心臓

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書籍版 販売期間
2018/12/01~
JANコード
9784895929561
商品コード
9784895929561
発行 2018年12月
サイズ A4変 / 200p
ISBN 978-4-89592-956-1
本特集では,急性心不全を「救急外来でみたとき」に,その「入院後超急性期」「慢性期」「終末期」に,それぞれ何をすべきかをまとめます。急性心不全は,エビデンスのある治療がほとんどなく,生理学に応じた治療を理解し,目の前の患者の心不全の生理を考察し,それに対する介入が重要です。一方,慢性心不全は,生理学のみならずアウトカムスタディに基づく治療(エビデンス)が重要です。今回はその双方を盛り込んで企画しました。

心不全はStage分類でも理解できますが,「進行性の病気」であり予後が悪く,例えばStage 4の癌患者より,目の前の心不全患者のほうが予後が悪い場合があります。したがって,予後予測とそれを適切に伝えるスキルが必要になります。予後改善を目指した治療の導入のみならず,まさかのプランを患者とともに話し合うアドバンス・ケア・プランニングも,心不全ケアには必須です。最大限に治療をしても症状がとれない末期心不全になると,症状緩和が重要になります。家族へのグリーフケアも意識せねばなりません。これらの内容も盛り込んでいます。

すべての循環器患者を専門医だけでケアするのはとても難しい時代が到来しつつあります。循環器医と総合内科医が協力して心不全を管理していくために,本特集がまずその共通言語を提示するものとなり,将来を見すえた診療の橋渡しの1つとなることを目指します。