高血圧診療ステップアップ**診断と治療社/日本高血圧学会/9784787824028**

販売価格
6,050円(税込み)
編著
日本高血圧学会
出版社
診断と治療社
分野
 
循環器一般

数量

販売期間
2019/05/18~
商品コード
9784787824028
ISBN 978-4-7878-2402-8
サイズ:B5

「高血圧治療ガイドライン2019」に準拠した学会公認テキスト。「高血圧専門医ガイドブック」の改訂新版でもある。高血圧の日常診療をさらにスキルアップするための必読の書。

【目次】
I.総論
A.高血圧の疫学
B.血圧調節機序

II.血圧測定
A.血圧測定と臨床評価
B.24時間血圧測定・家庭血圧
C.白衣高血圧,仮面高血圧,血圧変動性
D.脈拍の変動

III.高血圧の診察
◇高血圧の診察
1.診断の組み立て
2.病歴聴取
3.身体所見

IV.臨床検査
A.一般必須検査
B.特殊検査(1)―エコー・CT・MRI(頸部,心,腎血流)
C.特殊検査(2)―動脈硬化指標
D.内分泌検査
E.核医学・造影・腎生検

V.治療
A.高血圧の管理および治療の基本方針
B.治療対象と降圧目標,治療法の選択
C.高血圧治療における留意事項
D.生活習慣の修正
E.降圧薬治療の概論
F.降圧薬の特徴と薬理・副作用

VI.高血圧性合併症の特徴と治療
A.脳血管障害
B.心疾患
C.腎疾患
D.血管疾患

VII.他疾患を合併した高血圧の治療
A.糖尿病,脂質異常症,肥満,メタボリックシンドローム
B.睡眠時無呼吸症候群(SAS)
C.痛風・高尿酸血症,慢性閉塞性肺疾患・気管支喘息,肝疾患

VIII.認知症を合併した高血圧への対応
◇認知症を合併した高血圧への対応
1.高血圧と認知機能障害・認知症
2.高齢期高血圧治療と認知機能
3.認知症合併高血圧
4.米国,欧州ガイドラインでの取り扱い

IX.高齢者高血圧
◇高齢者高血圧
1.高齢者高血圧の特徴
2.高齢者高血圧の基準と疫学研究成績
3.高齢者高血圧の診断
4.高齢者高血圧の治療

X.小児の高血圧
◇小児の高血圧
1.小児の高血圧の頻度,経年変化
2.小児の血圧測定と高血圧基準値
3.小児高血圧の病態
4.小児肥満と高血圧
5.胎児期の栄養と高血圧
6.小児・高校生の本態性高血圧の問題点
7.小児期における生活習慣の修正
8.高血圧の管理
9.小児高血圧の診断・治療にかかわる課題

XI.女性の高血圧
◇女性の高血圧
1.若年女性にみられる二次性高血圧
2.妊娠高血圧症候群(HDP)
3.授乳に関する降圧薬
4.更年期における高血圧

XII.特殊条件下の高血圧
A.高血圧緊急症・切迫症
B.高血圧緊急症以外の一過性血圧上昇
C.外科手術前後の血圧コントロール

XIII.治療抵抗性高血圧
◇治療抵抗性高血圧
1.治療抵抗性高血圧の定義と頻度,予後
2.治療抵抗性高血圧の要因
3.治療抵抗性高血圧への対策

XIV.二次性高血圧
A.二次性高血圧の概論
B.腎実質性高血圧
C.腎血管性高血圧
D.内分泌性高血圧
E.血管性高血圧
F.脳・中枢神経系疾患による高血圧
G.遺伝性高血圧
H.薬剤誘発性高血圧

XV.臨床研究を適切に行うために
◇臨床研究を適切に行うために
1.臨床研究の変遷と研究者に求められるもの
2.利益相反のハンドリングと研究倫理 高血圧専門医は正しいスキルとリテラシーを
3.高血圧の臨床研究はどこへ向かうのか? ビッグデータはバイアスの塊である

column
column 1 成人の本態性高血圧患者において,家庭血圧を指標とした降圧治療は,診察室血圧を指標とした治療に比べ,推奨できるか?
column 2 白衣高血圧者は経過観察を行うべきか?
column 3 降圧治療において,厳格治療は通常治療と比較して脳心血管イベントおよび死亡を改善するか?
column 4 高血圧患者における減塩目標6g/日未満は推奨されるか?
column 5 治療抵抗性高血圧に対してMR拮抗薬の投与を推奨するか?
column 6 積極的適応がない高血圧に対して,β遮断薬であるカルベジロールやビソプロロールは第一選択薬として推奨できるか?
column 7 冠動脈疾患合併高血圧患者の降圧において,拡張期血圧は80mmHg未満を避ける必要があるか?
column 8 心筋梗塞または心不全を合併する高血圧患者において,ACE阻害薬はARBに比して推奨されるか?
column 9 左室駆出率(LVEF)の保たれた心不全(HFpEF:heart failure with preservedejection fraction) において収縮期血圧130mmHg未満を目標とする降圧は推奨されるか?
column 10 [1] 糖尿病非合併CKD(尿蛋白あり)での降圧療法の第一選択薬はRA系阻害薬か?
[2] 糖尿病非合併CKD(尿蛋白なし)での降圧療法の第一選択薬はRA系阻害薬か?
column 11 糖尿病合併高血圧の薬物療法では,脳心血管病の発症を低下させるために,収縮期血圧降圧目標として140mmHg未満よりも130mmHg未満を推奨するか?
column 12 糖尿病合併高血圧の降圧治療では,Ca拮抗薬,サイアザイド利尿薬よりも,ARB,ACE阻害薬を優先するべきか?
column 13 降圧薬治療は高齢高血圧患者の認知機能の保持に有効か?
column 14 妊娠高血圧で減塩は推奨されるか?
column 15 脳心血管病の高リスクを有する患者の非心臓手術において,周術期のβ遮断薬使用は推奨されるか?
column 16 原発性アルドステロン症の治療として,副腎摘出術を施行した場合と,MR拮抗薬で治療を行った場合で,予後に差はあるか?