Hospitalist 2019年4号 内科エマージェンシー**MEDSi/責任編集: /舩越 拓/森 浩介/石丸 直人/9784815700812**

販売価格
5,060円(税込み)
ホスピタリスト Vol.7 No.4
編著
責任編集: /舩越 拓 東京ベイ・浦安市川医療センター 救急集中治療科 救急外来部門 /森 浩介 横
出版社
メディカルサイエンスインターナショナル
分野
 
救命・救急医学

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書籍版 販売期間
2020/02/01~
JANコード
9784815700812
商品コード
9784815700812
発行 2020年2月
ISBN 978-4-8157-0081-2
ERにおける時間軸とエビデンスを重視したDecision Making

日本の救急外来では,米国のように救急医がすべての患者の初診に携わることはまれで,内科系疾患は内科系の医師が救急対応をしている施設が多いのが現状です。「臓器横断的な知識をすべてもっていなければ内科救急に対応できないのか?」という問いの答えは「否」であり,「内科の知識さえもっていれば救急に対応できるのか?」という問いの答えもまた「否」です。

救急対応において最も重要なのは患者の命を失わないこと,すなわち蘇生です。そこで本特集では総論として,救急患者の管理で必須のABCD(気道・呼吸・循環・中枢神経)の維持をまとめます。加えて,致死的疾患の適切な初期診療ができる能力,致死的疾患を適切に除外できる診断能力をもつ必要があります。そこで各論では,救急外来でよく遭遇する症候における代表的な致死的疾患を,非専門医であっても適切にマネジメントできるようにまとめます。また,救急外来で知っておくと医療の質をより高められる知識をコラムとして取り上げます。

「科学的裏づけのある診療方針とは何か」に加えて「エキスパートは実際にどうしているか」をバランスよく融合し,ERにおける時間軸(クロノロジー)とエビデンスを重視したDecision Makingができるような,実践的な特集を目指します。特に初期研修医~内科・救急科専攻医の先生方にとって役立つものになれば幸いです。