がん治療医が本当に知りたかった 緩和ケアのレシピ**メジカルビュー社/蓮尾 英明/倉田 宝保/9784758318105**

販売価格
3,960円(税込み)
編著
編集:蓮尾 英明(関西医科大学心療内科学講座講師)/ 監修:倉田 宝保(関西医科大学呼吸器腫瘍内科教
出版社
メジカルビュー社
分野
 
癌・腫瘍一般

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書籍版 販売期間
2020/09/17~
JANコード
9784758318105
商品コード
9784758318105
発行 2020年9月
サイズ B6変 / 340p
ISBN 978-4-7583-1810-5
「もう少しできる・ちょっと上手くできる」をテーマに,がんの緩和ケアの最新情報を掲載。症状やシチュエーション別に具体的なレシピを紹介しているので,困った時にすぐに答えが見つかります!
基本的な疼痛治療薬について使い分けの考え方を具体的に解説した上で,症状を緩和するためにどの薬を選び,どんな用量・期間で投与すべきかを示し,さらに「こんな時どうしたらいいのか」というがん治療医が悩みがちな疑問について明快に回答。かゆいところに手がとどき,かつ難しすぎない,すぐに使える具体的な情報が満載!

【目次】
第1章 がん治療医に伝えたい! 緩和医療で用いる薬剤のアドバンス的な使い分け
1 鎮痛に使う薬剤の使い分け
2 NSAIDs/アセトアミノフェンとオピオイドの使い分け
3 弱オピオイドの使い分け
4 強オピオイドの使い分け(内服)
強オピオイドの使い分け(注射)
5 鎮痛補助薬の使い分け(内服)
鎮痛補助薬の使い分け(注射)
6 鎮痛に対するステロイドの使い分け
7 オピオイドの副作用対策
8 呼吸困難で用いる薬剤の使い分け
9 嘔気・嘔吐で用いる薬剤の使い分け
10 倦怠感で用いる薬剤の使い分け
11 不眠で用いる薬剤の使い分け
12 うつ状態で用いる薬剤の使い分け
13 せん妄で用いる薬剤の使い分け
14 緩和的鎮静での鎮静薬の使い方
15 抗精神病薬の副作用対策

第2章 こんなとき、こんなシチュエーションでは、何をどう投与する?
【疼痛を抑えたい】
1 オピオイドが効きにくいときは?(難治性疼痛)
(1) 総論
(2) 骨転移関連痛
(3) 神経障害性疼痛
(4) 腹部膨満感関連痛
(5) 髄膜播種関連頭痛
(6) 悪性腸腰筋症候群
(7) がん治療に伴う疼痛
術後痛症候群
化学療法関連疼痛
放射線照射後疼痛症候群
(8) がん・がん治療と直接関連のない疼痛
帯状疱疹後神経痛
筋筋膜性疼痛
(9) 感受性低下
(10) 耐性化
(11) 中枢過敏性疼痛、せん妄関連疼痛
(12) 慢性疼痛・ケミカルコーピング
2 大量オピオイド使用患者のスイッチング方法
3 こんな患者に対する鎮痛薬の使い分け
(1) 肝障害患者
(2) 腎障害患者
(3) 胃瘻/腸瘻の患者
4 手技で抑えてみたい
(1) 神経ブロック(総論)
(2) 脊髄鎮痛法(硬膜外鎮痛法/くも膜下鎮痛法)
(3) 交感神経ブロック・知覚神経ブロック
(4) 緩和的放射線治療
(5) 緩和的IVR
5 漢方で疼痛を抑えてみたい
6 軟膏で疼痛を抑えてみたい
7 ケアで疼痛を抑えてみたい
【症状を抑えたい】
1 Oncologic emergencyの対処法
2 スッキリしない症状の対処法
(1) 便秘
(2) 下痢
(3) 吃逆
(4) 味覚障害
(5) 口渇
(6) 口内炎
(7) 咳嗽
(8) 死前喘鳴
(9) 浮腫
(10) 痒感
(11) 自壊創・悪臭
(12) 血尿
(13) 排尿困難
(14) けいれん
3 手技で抑えてみたい
(1) 気管ステント
(2) 消化管ステント
(3) 胆膵管ステント
(4) ドレナージ

第3章 がん治療医が悩みがちな緩和医療についての疑問に答えます
1 レスキュー薬のアドバンス的な使い方・考え方
2 鎮痛薬が効くのか、効かないのかの評価
3 痛いから眠れない? 眠れないから痛い?
4 医療用麻薬の海外への持ち出しの手続き
5 非がんの呼吸器疾患で使える薬剤のバリエーションは?
6 慢性心不全で使える薬剤のバリエーションは?
7 倦怠感に対する適切なステロイド用量は?
8 悪液質で使える薬剤や対処法はあるの?
9 終末期の身の置き場がないときに使える薬剤は?
10 早期からの緩和ケアって実際何をするの?
11「 食事はどうしたらいいですか」と聞かれたら、何て答える?
12「 運動はどうしたらいいですか」と聞かれたら、何て答える?
13「 私はもうダメですか」と聞かれたら、何て答える?
14「 早く逝かせてくれませんか」と聞かれたら、何て答える?
15 末梢ラインが取れないときはどうする?
16 在宅医療で用いることが多い薬剤は?
17 緩和ケア領域でエビデンスのあるケアは?
18 緩和ケア領域でエビデンスのあるリハビリは?
19 認知症をもつ患者への緩和ケア
20 発達障害をもつ患者への緩和ケア
21 日常臨床で使える心理的技法とは?
コミュニケーション
リラクセーション

■巻末資料
オピオイド製剤換算表
持続静注/皮下注組成シート
医療用麻薬廃棄方法推奨一覧
予後予測スケール
鎮痛補助薬のNNTとNNH
向精神薬の等価換算表
抗精神病薬の受容体結合親和性(Ki値)
デルマトーム(皮膚分節知覚帯)
オステオトーム(骨の知覚神経支配)
レスキュー薬の投与量早見表
神経障害性疼痛スクリーニング質問表