Crosslink basic リハビリテーション医学**メジカルビュー社/上月 正博/9784758320610**

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5,720円(税込み)
編著
上月 正博
出版社
メジカルビュー社
分野
 
リハビリテーション医学

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書籍版 販売期間
2021/09/17~
JANコード
9784758320610
商品コード
9784758320610
発行 2021年9月
サイズ B5
ISBN 978-4-7583-2061-0
【編集】
上月正博(東北大学大学院医学系研究科機能医科学講座内部障害学分野教授)
高橋仁美(福島県立医科大学保健科学部理学療法学科教授)

理学療法士,作業療法士,言語聴覚士の養成校の専門基礎科目に対応したテキストシリーズ。
はじめてリハビリテーションを学ぶ学生でも将来の自分の姿をイメージできて読みやすく,ある程度リハビリテーションを学んだ学年においても読み応えのある内容。リハビリテーション医学の定義や歴史,評価法,多職種連携,リハビリテーション治療の実際的な内容を網羅し,近年のトピックスも盛り込んだ,今求められているリハビリテーション全体を俯瞰できる1冊。

【目次】
第 1 章リハビリテーション医学
1 リハビリテーションの理念と定義
(1) リハビリテーションの定義と考え方
(2) リハビリテーションの内容と新しい考え方
2 リハビリテーション医学の歴史
(1) 各国での歴史
(2) リハビリテーション医学の国際学会と用語
(3) おわりに
3 リハビリテーション医学の特徴(障害のとらえ方,自立支援,QOLなど)
(1) 障害のとらえ方
(2) リハビリテーション医学・医療の特徴
第 2 章健康と生活機能
1 医学的情報(病理・生理・画像診断を含む)
(1) 心電図
(2) 電気生理的検査
(3) 呼吸機能検査
(4) 画像診断
2 国際生活機能分類(ICF)
(1) ICFの概念
(2) リハビリテーション医療でのICFの活用
3 心身機能・身体構造の評価
(1) 心身機能・身体構造の定義
(2) 心身機能の評価
(3) 身体構造の評価
4 活動の評価
(1) 活動をどうとらえるか
(2) ADL評価
5 参加の評価(就労支援を含む)
(1)「 参加」の概念
(2)「 参加」の評価
(3) 就労支援に関する評価
6 背景因子の評価
(1) 環境因子,個人因子とその評価

第 3 章 リハビリテーション医療の計画と多職種連携
1 リスク管理
(1) リハビリテーション実施前の準備とリスク管理
(2) リハビリテーション実施中のリスク管理
2 機能的帰結の予測
(1) 目標設定と予後予測
(2) 脳卒中後の上肢麻痺における予後予測
(3) 脳卒中後の下肢麻痺,歩行における予後予測
3 チーム医療
(1) チーム医療とは
(2) チーム医療の関連職種
(3) チーム医療の必要性
(4) チーム医療の形態-集学的アプローチの流れ
4 医療安全と感染対策 [宮越浩一]
(1) 医療安全
(2) 医療関連感染
(3) リ ハビリテーション医療における安全管理・推進のための
ガイドライン
5 多職種連携と協働
(1) チーム医療の推進
(2) 多職種連携の推進
(3) 地 域医療における多職種連携
6 リハビリテーション医療を取り巻く制度・法律
(1) 医師法,理学療法士及び作業療法士法,言語聴覚士法
(2) 医療と保険診療の理解(医療法と健康保険,介護保険)
(3) 介 護保険制度の理解(介護保険法)
(4) 障害福祉サービスの理解(障害者総合支援法)
(5) その他リハビリテーション業務に関係する主な法律

第 4 章 機能障害とリハビリテーション治療
1 理学療法
(1)「 理学療法士法」の解説
(2) 理学療法の起源と日本の理学療法の歴史
(3) 理 学療法とリハビリテーション
(4) 理学療法とリハビリテーション医療
(5) 理学療法の対象
(6) 全人的医療を目指した理学療法
2 作業療法
(1) 作業療法とは
(2) 作業療法の歴史
(3) 作 業療法の対象
3 言語聴覚療法
(1) 言語聴覚療法の歴史:資格制度ができるまで
(2) 言語聴覚士法とその特徴
(3) 言語聴覚士の養成と有資格者の動向
4 義肢・装具・車椅子
(1) 補装具の定義
(2) 義肢
(3) 装具
(4) 移動補助具
5 住環境と福祉用具・自助具
(1) 住環境整備
(2) 住環境整備の基本事項
(3) 住環境整備の方法
(4) 福祉用具
(5) 自助具
6 リハビリテーション治療
6 -1 ICUにおける早期離床・リハビリテーション
(1) ICUにおけるリハビリテーション
(2) 早期リハビリテーションの実際
6 -2 心大血管疾患リハビリテーション
(1) 心大血管疾患リハビリテーションとは
(2) 対象となる疾患
(3) 時期的区分
(4) 運動療法
(5) 心大血管リハビリテーションの普及に向けて
6 -3 脳血管疾患・神経筋疾患のリハビリテーション
(1) 脳血管疾患
(2) パーキンソン病
(3) 脊髄小脳変性症(SCD)
(4) 筋ジストロフィー
(5) 末梢神経損傷
6 -4 運動器リハビリテーション
(1) 運動器リハビリテーションとは
(2) 運動器障害をきたす代表疾患:下肢
(3) 運動器障害をきたす代表疾患:体幹
(4) 運動器障害をきたす代表疾患:上肢
6 -5 呼吸器リハビリテーション
(1) 呼吸リハビリテーションの定義と概要
(2) 呼吸器リハビリテーション料における対象
(3) 呼吸リハビリテーションの実際
6 -6 廃用症候群のリハビリテーション
(1) 廃用症候群の概要
(2) 廃用症候群の症候・合併症・障害
(3) 廃用症候群の評価
(4) 廃用症候群への介入
6 -7 がん患者リハビリテーション
(1) 疾患の理解
(2) がん患者リハビリテーション
6 -8 腎臓リハビリテーション
(1) 慢性腎臓病の病態
(2) 医学的検査
(3) 慢性腎臓病の治療
(4) 腎臓リハビリテーションの評価項目
(5) 腎臓リハビリテーションの内容
6 -9 糖尿病のリハビリテーション
(1) 疾患の病態
(2) 症状
(3) 医学的検査
(4) 医師,多職種チームによる治療
(5) 理学療法評価
(6) 理学療法
(7) 運動療法の効果
6 -10 リンパ浮腫複合的治療
(1) リンパ浮腫の病態
(2) リンパ浮腫の進行度とリスク管理・臨床評価
(3) リンパ浮腫の複合的治療
6 -11 障害児(者)リハビリテーション
(1) 対象
(2) 子どもの障害と支援の在り方
(3) リハビリテーション専門職の関わり方
(4) リハビリテーションの実施場所
(5) 障害児(者)に対するリハビリテーションにおいて特に必要な知識
(6) 評価と効果判定
(7) リハビリテーションの目的と過程
(8) リハビリテーションの内容
6 -12 難病患者リハビリテーション
(1) 指定難病について知る
(2) リハビリテーション治療における留意点
6 -13 摂食機能療法
(1) 摂食機能療法の基礎
(2) 摂食嚥下のメカニズム
(3) 摂食嚥下障害の分類
(4) 摂食嚥下機能の評価
(5) 摂食機能療法の実際
(6) おわりに
6 -14 失語症のリハビリテーション
(1) 失語症とは
(2) 失語症の症状
(3) 失語症のタイプ分類
(4) 失語症の評価
(5) リハビリテーション
6 -15 視覚障害に対するリハビリテーション
(1) 視覚障害の原因と疾患概要
(2) 視覚障害の程度評価(視覚障害の認定基準)
(3) ロービジョンケア
6 -16 聴覚障害に対するリハビリテーション
(1) 聴覚障害とは
(2) リハビリテーションの実際
(3) おわりに
6 -17 平衡障害に対するリハビリテーション
(1) 内耳における末梢前庭系の仕組み
(2) 脳における中枢前庭系の仕組み
(3) 末梢前庭から中枢前庭にかけての加齢変化
(4) 前庭リハビリテーション
(5) 良性発作性頭位めまい症
6 -18 排尿・排便障害に対するリハビリテーション
(1) 排尿機能障害
(2) 排便機能障害
(3) 排泄リハビリテーション
6 -19 精神科作業療法
(1) 精神科作業療法とは
(2) 精神科作業療法の評価
(3) 精神科作業療法の実際
6 -20 精神科療養病棟における疾患別リハビリテーション
(1) 精神科療養病棟の状況
(2) 統合失調症
(3) うつ病
(4) アルコール依存症
(5) おわりに
6 -21 高次脳機能障害に対するリハビリテーション
(1) 高次脳機能障害のリハビリテーションとは
(2) 高次脳機能障害の評価
(3) 高次脳機能障害のリハビリテーションの実践
6 -22 認知症患者のリハビリテーション
(1) 認知症の分類と治療
(2) 認知症の症候と神経症状
(3) 認知症の神経学的所見
(4) 認知症の評価
(5) 認知症患者への関わり
(6) 認知機能へのアプローチ
(7) 運動機能へのアプローチ
6 -23 スポーツ復帰のリハビリテーション
(1) スポーツ復帰を目指すリハビリテーションの概要
(2) スポーツ復帰過程とリハビリテーションチーム
(3) スポーツ選手に多くみられる腰部障害のリハビリテーション
6 -24 障がい者スポーツとリハビリテーション [緒方徹]
(1) 障がい者スポーツとは
(2) 障がい者スポーツの実践
6 -25 脊髄損傷に対するリハビリテーション
(1) 疾患の病態
(2) 神経症状・診断
(3) 合併障害
(4) 治療法
6 -26 上肢切断患者のリハビリテーション
(1) 概要
(2) 能動義手の機能と構造
(3) 上肢切断に対する評価
(4) 能動義手の訓練
6 -27 下肢切断患者のリハビリテーション
(1) 疫学・分類
(2) 切断術,断端形成術
(3) 断端管理
(4) 下肢切断に対する評価
(5) 義足
(6) 下肢切断者のリハビリテーション

第 5 章 近未来のリハビリテーション医療
1 地域包括ケアシステムとリハビリテーション医療
(1) 介護保険法とリハビリテーション
(2) 地域包括ケアシステムの定義
(3) 2025 年問題と2040 年問題
(4) 地域包括ケアシステムの構成要素
(5) 地域包括ケアシステムで求められる訪問・通所リハビリテーション
(6) 地域共生社会
2 災害支援対策とリハビリテーション医療
(1) 災害とは
(2) 災害リハビリテーション活動
(3) おわりに
3 リハビリテーション医療におけるICTの活用
(1) ICTとその特徴
(2) ICT活用の分類
(3) デジタルファブリケーションとその特徴
(4) デジタルファブリケーションの活用事例
4 リハビリテーションとロボット
(1) リハビリテーションにおけるロボットが必要になった背景
(2) ロボットの定義と分類
(3) リハビリテーションとロボットの現状と今後
5 ロコモティブシンドローム対策
(1) ロコモティブシンドロームの背景
(2) ロコモの判定方法
(3) ロコモの対策
(4) おわりに
6 サルコペニア,フレイル対策
(1) 概念および定義の理解
(2) 評価および判定方法
(3) 予防・改善のための対策
7 生活習慣病対策
(1) 生活習慣病
(2) 生活習慣病対策
(3) メタボリックシンドローム
(4) 特定健康診査・特定保健指導
(5) 特定保健指導における身体活動指導
8 緩和期・終末期のリハビリテーション医療
(1) 緩和期・終末期ケアの基礎知識
(2) 緩和期・終末期がん患者の病態・特徴
(3) 緩和期・終末期におけるリハビリテーション